
前回と同じ建物ですが、この連なっている3軒はこの街の歴史地区とされています!
この建物内で開かれている博覧会の二つ目を今日は見ていきます!

戦禍時代の傷痕―制海権を制した牙城というテーマの博覧会です。

ここにも著書が置いてあります。

全5ページ。これももちろんちゃんと読めるし頒布用に複製してあります。
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制海権を制した牙城。
争いの絶えない戦禍時代、我が国は経済的に疲弊し、
防衛もままならない程に打撃を受けていた。
そんな時、敵国は牙を向き、陸続きからの挙兵を宣言した。
我が国は侵攻に備え、なけなしの防衛軍を国境付近に並べた。
しかし、先の宣言は我々を欺く口車であった。
敵国は予め虎視眈々と海軍を揃え、海側からの侵攻を開始した。
海からの防衛は最も手薄で、絶望に思われた・・・。
それでも手薄な海側にひとつ砦があった。
その名はガルート砦。
前文明が築いたとされる風化した砦であった。その付近には
国粋思想を持つ志高い人々が住んでいた。
彼らは義勇団として即座に立ち上がり、戦力がまわされるまで
街への侵攻を防いだ。
防衛戦で最も貢献したのは監視塔であった。高所から雨のように
矢を掃射し、時間稼ぎ以上の戦果をあげた。その際に使われた
矢じりは、その義勇団に加わっていた鍛冶職人がこだわり抜いて
精錬し、並外れた鋭さを誇った。木舟に穴をあけ、鎧も貫いた。
健闘の結果、無事に侵攻を防ぎ、撤退まで追い込んだ。
その後、ガルート砦の義勇団は皇帝から勲章を受けたのだった――。
“―姑息な兵士10人は、志の強い市民1人にすら勝てない―”
~義勇団の老人~
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これも適当に考えた話なので内容あんまりおもんないんですけど
本の中身があるというだけで自己満足しています!
いつか内容のクォリティも求める時が来るかもね!
博覧会を見て回りましょう!

“このガルート砦ではトロッコで効率の良い物資運搬が行われていた。”

“敵軍が装備していた鎧 海底から発見された。”

“砦の兵士の質素な武装”

2階から上は建物自体を見ていくコーナーです。


“制海権を制した決め手となった監視塔”
史実によればこの上から矢を射ったのでしょうねー。
今日はここまで!!
記事執筆者:OVER