

「こんばんは。C-TVワイドショーの時間がやってまいりました。
さて、街にはウサギ、ウサギ、ウサギ…一体何が起こっているのでしょうか…どうぞ。」

街中には…ウサギ?
この商業街第三地区には今、大量のウサギで溢れかえっています。



中には、営業停止まで追い込まれる店も・・・
営業停止を受けて店長は…

怒りを露わにする一面も。

第三地区の一区画は通行止め。通勤に支障が出る自体に…

「さぁ、はい。商業街である地区が営業停止処分というのは致命的でしかありませんね。
ちょうど、現場からスタッフが中継するようです。現場の大葉さーん!」

「・・・・・・・・・はい!中継からお送りします大葉ですー!」
「現在はウサギの数はどれくらいですかねー?」
「・・・・・・はい、現在はですね、私の目測ですと、おおよそ50匹程だと思われます!」

「その50匹のn「大場さーん」
「・・・・・・はい!」
「ニンジン持ちながら歩いて貰っても良いですか?」
「・・・・・・?わかりました!」

「こんな感じですかー!?」
「あぁーいいですね、その調子ですー!そのへんで立ち止まってみてください。」

「わかりま…うわああああああああああ!!!!!!!!!」

「ぎええええええええ!!!!!」

「大葉さああああああああああん!!!!!!!」
「なんてことでしょう…大場さんが…
このような自体をどう受け取りますか?コメンテーターをお呼びしました。
スケルトンさんお願いします。」

「はい。えーどうしてもね。ウサギってのは可愛いですから。やっぱり殺処分だとかは
みなさんできるだけ考えたくない処置だと思うんですよ。」
「なるほど」
「そもそもウサギはそこまでスポーンしやすい動物ではありませんから、これを契機に、
このウサギたちを活用した何かが生み出せればいいなと。前向きに捉えています。
原因はどうあれ、スポーンしちゃったものはしょうがないですからね。」

「なるほど。ありがとうございました。現在新しく入った情報によりますと、
現場では役所の作業員がウサギを捕獲することに成功したようです。
デパートの駐車場の巨大ケージに入れてあるそうです。」

「このウサギ達はどうなるのか、どこへ行くのか。動向が気になるところです。」
「以上でした。」
記事執筆者:OVER